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INTERVIEW

特別編|ポライズン代表スタッフ 山口 雄人インタビュー(後編)

ポライズン代表スタッフ 山口 雄人

特別編|ポライズン代表 山口雄人(後編)

ポライズンのサービス内容や代表スタッフの人柄などを紹介します(後編)。

このページでは特別コラムとして、ポライズンの事業内容や代表スタッフの経歴・人柄などを紹介します。ホームページを見ていただくだけでは、どんな人物が働いていて、どのような思いで活動しているのか…など、なかなか伝わらないものです。ですので今回は代表スタッフにざっくばらんにインタビューすることで、ポライズンを少しでも身近に感じて頂きたく考えております。最後まで読んで頂けますと幸いです。(最終更新:2018年4月)

- 前回の特別ブログの後編です。話の続きをお願いします。

山口当時勤務していた映像制作会社で、ある時プロデューサーとして新規開拓営業を担当していたことがあるんです。2008年にリーマンショックが起きて世界の経済情勢が不安定になったことで、テレビ番組の制作費がものすごい削られた時期がありました。テレビ局のスポンサー収益も一気に落ちて、それが番組の制作費に反映されたんです。制作費が削られすぎて、業界中がヒーヒー言っていたのを覚えています。テレビの制作会社もテレビ制作以外の収益を拡大せよという会社の方針で、営業マンとしてテレビ制作以外のジャンルの仕事もいただけるように歩き回りました。イベント施工会社や広告代理店、そしてメーカーや製造などの中小企業に足しげく通うようになったんです。

その時に多くの中小企業の担当者からいろいろな悩みや課題を聞きました。「我々は自社の商品やサービスには自信がある。しかし、広告を打つ予算が乏しい。広告を出せたとしても体力がないから単発で終わってしまい効果が出ない。効果が読めない。予算40〜50万円程度で自社の商品やサービスを紹介する動画を作って欲しい。撮影もしてほしい。Youtubeや自社のWebサイト、フェイスブックやツイッターで拡散してみたい。映像制作とか動画広告の運用とか、そもそもどこに頼めばイイのかすらわからない」…など多岐にわたるものでした。なるほどなるほど、と話を聞いてて色々と思うところがありました。彼らはテレビ番組やコマーシャルほどの映像は到底望んでいないのです。手軽にリーズナブルに依頼できる映像制作業者へのニーズが、少なからずあったのです。

当時は今ほどデジタルデバイスの普及も進んでいなかったデジタル過渡期。テレビ制作会社は制作料金が高く、見積もりもドンブリ勘定で、中小企業には敷居が高い部分が多々ありました。頭を絞ってコストカットの工夫をすれば多くの中小企業にも満足いただける価格帯とクオリティーを実現できるはず。そう考えて当時の私は奮闘しました。しかし、会社と時代がそれを許してくれず、その時は断念しました。

 

- 断念しちゃったのですか!?では、その後はどのようにして今に至ったのですか?

山口:私が長年いたテレビ業界って制作コストが高いんですね。ここで言うコストというのは編集するコストと考えてください。いまは時代の流れやデジタル機材などの急激な進化でだいぶ変わりましたけど、当時はやはり高かったんです。番組制作の予算をやりくりしていて日頃感じていたのは、外部の編集プロダクションの費用の高さ、時間のかかり方です。といっても放送局に納品する成果物は編集プロダクションで仕上げないと納品できません。ですから編集費というのは当然必要コストなんですけど、ここを削る努力をすればある程度のコストダウンは可能だと思って、いろいろと勉強した時期があります。

 

- テレビ制作の編集費ってそんなに高コストなんですか?

山口:そうなんです。わからない人のために簡単に説明しておきますと、テレビ番組を作る上で一番大切なフローは編集です。番組企画や出演者、ロケ撮影、スタジオ収録などももちろん重要です。でも最後に面白いものをより面白く、イイものをよりイイものにするのは編集・構成です。編集次第ですべてが変わると言ってもいいかもしれません。そして編集作業というものは、想像以上に時間がかかります。いままで撮影してきた素材映像を1時間つないでストーリーにしてテロップを入れて、コメントフォローも入れて、サイドスーパーも入れて。1時間番組の編集作業は3日程度かかると考えてもらって結構です。そしてそれは編集プロダクションでしか作業できないものでした。

今ではテレビ番組やテレビコマーシャルのように公共の電波に乗せる放送物でなければ、編集コストはかなり削れます。編集プロダクションで編集しなくても、ある程度はなんとかできる時代になったからです。この10年くらいでデジタル編集機材が爆発的に進化しています。プロ仕様でなければタダ同然のデジタル編集アプリもあるくらいです。また高性能カメラもかなり安価になってきました。この10年でデジタル編集機材が安くて手軽で身近になりえたからこそ、Youtuber(ユーチューバー)と呼ばれるような人たちも出てきたわけですよね。2013年頃にスマホが発売されてからのデジタル機器の進化は凄まじいものがあります。今ちょうど「第4次産業革命」などと大げさに呼ばれていますが、そう言われるのも頷けるくらいの爆発的なデジタル技術の進化です。ですから、映像制作のコストも当時に比べると相当に抑えられる傾向にあります。ひと昔前まで、例えば10年前までは、映像制作や動画編集というものはプロもしくは専門機材をもった一部の人しか作る環境がなかったんです。でも近年は違いますよね。

 

- 話が専門的な内容になってきたので、シンプルにお願いします。

山口そのような時代背景もあり私は独立して、2012年から中小企業様向けの映像制作サービスをスタートしました。そしてYoutubeなど動画広告の運用サービスもはじめるに至りました。簡単にまとめると、そういう経緯・流れでポライズンはスタートしました。

我々ポライズンのサービスコンセプトは至ってシンプルです。

1)映像制作が初めての方でも安心してご依頼いただけるように、

2)安心の価格ときめ細やかな対応で高品質なビジネス動画を制作します。

3)映像制作だけでなく、動画広告などWeb運用・活用もサポートします。

というものです。

 

- では、映像制作・動画運用を検討中の中小企業の方にメッセージをお願いします。

山口:近年では、Google、Apple、Facebook、AmazonなどGAFAと呼ばれるような世界的なテクノロジー企業がもてはやされておりますが、日本の中小企業様もすばらしい技術や志をもって活動されています。

日本国内に目を向けると、各地に最高益を更新し続けている中小・零細企業様もたくさんあります。我々ポライズンがお付き合いさせて頂いているのは、そのような企業様、または今後そのような企業になり得るだろう中小企業様、そして規模の大小を問わず自社の商品やサービスに自信と誇りをもち社会のためにより良いサービスを提供されている全国の企業様です。ポライズンはそのような企業様のビジネスを、動画&映像制作や運用面でサポートするために活動しております。

いまや「誰でもメディアになれる時代」です。動画コンテンツさえあればYoutubeやFacebook、Instagramなど、手軽な配信プラットフォームは溢れています。そんな便利な時代だからこそ、人に見てもらえる「コンテンツのチカラ」「映像の内容」「構成力」などが重要になってきます。多くの人は動画の冒頭10秒程度の「つかみの部分」で「見るに値する映像か否か」を見極めると言われています。近年ではビジネスシーンに動画&映像を活用する企業様が増えてはいますが、その多くは「従業員がムービー撮影したものを動画投稿サイトにアップロードしているだけ」。このような残念なケースも見受けられ「ポイントもまとまってなく訴求したい点が伝えられなかった」、「そもそも全然見てもらえなかった」という声も多く聞こえてきます。実はいまの時代「全く見てもらえない残念な動画」が溢れてしまっています。

動画&映像の最大の強み。それは「見る者の感情に強く訴えかけるチカラ」。これに尽きます。Googleさんの担当者に聞いたのですが、1分間の映像はWebサイト3600ページ分程度の情報量があると言われているそうです。たとえ何気なく見ていても動画から受け取る情報量はとても多く、印象的な映像とともに人々の記憶にすり込まれていきます。何十時間も考え抜いたキャッチコピーやセールスレターより「映像に映っているお客様の笑顔と、『良かった』『美味しかった』という生の声が何よりも我が社のサービスを伝えてくれた」。そのような喜びの声も多く頂いております。

 

「動画はミカタです」。

「ビジネスの強いミカタです」。

 

我々はそのように思っております。

私たちは、ビジネスシーンで活用する動画&映像を制作することで、お客様のビジネスを盛り上げるお手伝いがしたいのです。また、Youtube動画広告やSNS拡散など、制作した動画のWeb運用・活用もサポートいたします。

我々ポライズンも、貴社のミカタです。

 

- 最後に、代表スタッフ山口氏の人となりが分かるように、趣味や休日の過ごし方など教えてください。

山口:このページ読んでくれてる人、私の趣味なんて興味ないでしょ(涙)。前編・後編にわたるインタビューで、人となりは割と伝わってると思うのですが…。わかりました、最後なので応えます。

趣味は息子のアルバムを作ること、ドローン練習、キャンプでしょうかね。はい、地味です。写真って、スマホの中にどんどんどんどん溜まる一方じゃないですか。だから定期的にアウトプットをしていかないとスマホに埋もれてしまうと思いまして。アートディレクターやっている友人に教えてもらって、最近はアドビのInDesign(インデザイン)という専用ソフトで写真集みたいなアルバムをコツコツ作っています。いま息子は4歳ですが、ようやくアルバムは3歳まで追いつきました。印刷業者さんから写真集が届いてダンボールを開けるのが、結構楽しみですよ。ちなみに余談ですが、ポライズンのロゴってアートディレクターやっているその友人にデザインしてもらったんですよ。

それから最近はドローンの操縦を練習しています。趣味にしようかと思って。あのテクノロジー凄くないですか?人間の足が届かないところまで簡単に行けて、人間が決してみられない風景を見せてくれるんですよ。DJIのファントムシリーズとかはそこそこの値段しますけど、トイドローンなんて2万円くらいで、かなり楽しめますからね。操縦はむずかしいけど。でも、都内近郊は飛行OKな練習場所がほとんどないので、もともと好きだったキャンプに行きつつ山や湖畔でドローンを練習しています。そんな感じです。ちなみに、これも余談ですが世界で使用されているドローンで圧倒的なシェアもってるのどこか知ってます?アメリカかヨーロッパかと思っていたんですけど、中国なんですって。中国のDJIって会社が80%くらいのシェア誇ってるんですって。意外ですよね。

 

- ありがとうございます。では、これが本当に最後の質問です。やってみたいこと、夢は?

山口:ささやかですが。まず、ドローン操縦の腕を上げて、自分でドローン撮影をしてみたいです。それで、その素材を使って映像を作りたいですね。不定期ですがテレビで登山番組を担当しているのですが、毎回山に登ると高い山の上で尾根づたいにドローン飛ばしたいなーなんて考えていたので、いつか自分でドローンを撮影してモノづくりに入れ込みたいですね。だって、卓越したドローンカメラマンってわりとギャラ高いじゃないですか(笑)。そこのコストを浮かせられたらラッキー。みんなハッピーじゃないですか。

それから、アウトドアメーカーの映像を作る映像制作業者になる。それが短期的な夢・目標ですかね。ノースフェイスやスノーピーク、ロゴス、コールマン、パタゴニアの製品が大好きなんですよ。個人的ですが、カヌーやキャンプやトレッキングが好きなので、機能性が高いアウトドア製品を見つけるとアドレナリンが出るんですよね。買って試して仲間にすすめたくなるでしょう。それを映像でやって訴求できたら、そんな仕事、最高ですよね。

 

- 趣味や休日の話の方が、仕事の話より饒舌に話しますね(笑)。長いインタビューありがとうございました。

山口:こちらこそ、ありがとうございました。

 


 

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