全日本学生柔道体重別選手権2018の中継シゴト
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こんにちは。ビジネスシーンで活用する動画・映像制作&動画広告運用の「ポライズン東京」の山口です。
本日のブログでは、ポライズンの近況の活動報告をお知らせしたいと思います。
BS11 全日本学生柔道体重別選手権のスポーツ中継を担当しました
2018年9月29日、30日。東京の日本武道館にて、全日本学生柔道体重別選手権が開催されました。
こちらの大会は、50年近く前から毎年行われている「学生柔道界の頂点を決める」というコンセプトの競技大会です。
この「全日本学生柔道体重別選手権」。
毎年、BS11という放送局でスポーツ中継をしております。
私も数年前から毎年ディレクターとして、番組制作に参加しております。
柔道に詳しくない方に向けて、少し説明をしておきますと…。
先月もアジア大会や世界柔道選手権など柔道の競技大会が行われましたが、あれは学生に限らず大学生・社会人など全カテゴリーを対象とする大会です。
オリンピックもそうですが、基本的に世界的な競技大会は学生・社会人問わずオールカテゴリーで競い合います。
一方で、日本国内の大学生に限定した体重別の選手権大会。
「世界」に出ていくための学生柔道家の登竜門となる大きな大会。
その一つが、この全日本学生柔道体重別選手権なんです。
この大会の歴代優勝者を調べてみると、この大会が世界への登竜門となる大会であることがよくわかります。
古くは、あの山下泰裕さん、斎藤仁さん。
平成の三四郎・古賀稔彦さんや小川直也さん、吉田秀彦さんをはじめ、篠原信一さんや現・全日本柔道監督である井上康生さんなどなど、そうそうたる名選手たちが優勝しています。
この大会で優勝して、その後オリンピックや世界柔道でも優勝した選手が多いので、この大会は重要な大会であると言われています。
2世は強し!?
ここ数年、このスポーツ中継の仕事をしていて個人的に感じることは「2世はやはり強い」ということです。
一昨年、昨年の大会では、男子100kg超級で小川雄勢という明治大学の選手が優勝しました。
彼は、バルセロナ五輪の銀メダリストである小川直也さんの息子さんです。
顔もそっくりですが体格やバネ、センスなども似るのでしょうか。
そして今年の大会では男子73kg級で、古賀颯人という日本体育大学の選手が優勝しました。
ちなみにこの選手は、誰の息子さんかわかりますか??
そうです、あの古賀稔彦さんです。
1992年バルセロナ五輪で金メダル、1996年アトランタ五輪で銀メダルをとった、あの古賀稔彦さんです。
ちなみに私はこの当時、多感な時期を過ごしてこともあり、テレビで見る古賀稔彦選手があまりにも格好良くてファンになり、20年以上経った今でも古賀選手は柔道選手の中では特別な存在です。
大会前に大怪我を負いながらも、オール一本勝ちでバルセロナ五輪を制した、あの伝説の持ち主です。
その古賀ジュニアが3年生にして初めて学生チャンピオンになりました。
会場で見ていて、「やっぱり遺伝子とかセンスって引き継がれるのかなぁ」なんて物思いにふけってしまいました。
この日の古賀颯人選手は、とても安定していて強かったです。
ちなみに、お父様の古賀稔彦さんは現在、環太平洋大学の柔道部監督として、世界に出ていくべき女子柔道選手をたくさん育てています。
お父様も息子さんも今後の更なる活躍に期待したいと思う今日この頃です。
陰ながら応援しております。
最後に、今年の全日本学生柔道体重別選手権の模様は、BS11で10月7日(日)よる7時から放送します。
ご興味ある方は是非ご覧くださいませ。
↑数年前に優勝した小川雄勢選手と父上の小川直也さん