完パケ(か行|動画制作に役立つ用語集)
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完パケ
「完パケ」とは、主にテレビ制作の業界用語で、撮影・収録した映像やコンテンツなどを完尺に編集し、テロップを入れて放送できる状態にしたこと。「完全パッケージ」の略称です。テレビ好きの人は、なにかの番組内で司会者や出演者が「完パケ」だとか「サブだし」だとか「インサート」だとか、言っているのを聞いたことがあるのではないでしょうか。「完パケ」は、「完全パッケージ」の略ですから、完全なるメディアパッケージです。
例えば、1時間番組ならば、コマーシャルの尺を除いた全ての映像を編集し、テロップを入れ、サイドスーパーを入れたものを、主に「完パケ」といいます。映像制作の業界にいない人には、よくわからないと思いますので、要するに「生放送」や「生中継」、「撮ってだし番組」以外の番組の放送形態だと考えていただけるとイイかと思います。
ちなみに、テレビ番組はどのようなスキームで作られているのか…ということも、ちょっとだけご紹介してみます。
ここでの説明は、ある1つの、5分くらいのコーナーVTRだと思ってください。
1)企画する
2)構成を練る
3)ロケハン(撮影場所などの下見)をする
4)ロケ台本を作る
5)ロケ撮影をする
6)当初の構成に沿って、まずは編集をする(撮れ高によって随分と内容が変わる場合も多々あり…)
7)白完をつくる
※「白完」というのは、画だけを編集でつないで5分の尺にしたものです。まだテロップが入っていない状態のもの。なぜ「白」かというと、テロップが入っていない真っ白・真っさらな状態のものだから…です。放送局によっては「クリーン」と言うこともあります。
8)白完にテロップを入れていく
※テロップというのは要するに字幕です。出演者が話した内容のコメントフォローや、説明スーパーや、左上や右上に記載されているサイドスーパーなどを指します。
9)画完パケを完成させる
※画完パケというのは、ナレーションやBGMや効果音などの音を入れる前の時点での完パケ。
10)MAで音を入れる
※MAとは「Multi Audio(マルチオーディオ)」の略で、要するにナレーションやBGMや効果音などの音を入れる作業です。
11)完パケが出来上がる
※画完に音やナレーションを入れ込むことで、VTRとして、ようやく完パケが完成するのです。
いかがだったでしょうか。ぜひ興味程度に覚えておいていただけると幸いです。
(最終更新:2022年8月)
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