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2015-09-10

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テレビ制作時代の現場の悩み

さて。前回のコラムの続きです。

テレビ番組の制作は、他業界に比べて随分と利益率が低いのを知っていました。厳密に言うと、年々低く、悪くなっていっていました。2009年のリーマンショック以降、テレビのスポンサー離れが加速し、それに伴い制作費が思いのほか削られ、どこが悲鳴をあげるか。そうです。私たちのようなテレビ番組の制作現場。そして更にその下で支えてくれていた、カメラマン、照明さんなどの技術会社などです。制作費がガクンと落ちてしまっても、クオリティーのために、中身やかけるお金はそこまで下げられない、という板挟み状態でした。

ちなみに、ここで補足しますと…。基本的にテレビ番組を作るのって、とてもコストが高いのです。出演者がいて。ロケがあって。技術チームがいて。スタジオを開くには、当然美術セットだって必要で。たとえ深夜番組でもスタッフは多く、その中にはディレクター、放送作家、プロデューサー、AD、デスクなど。当たり前ですが、いろいろなコストが膨らみます。特にリーマンショック以降は、制作費も凄まじい削られ方をしていまして(汗)。

中でも、私がいつもアタマを悩ませていたのは「編集費」でした。こいつが、いつもコストを圧迫していました。テレビは放送法に則っていることもあり、大まかに言いますと、映像の色調レベルや、音のレベルの規則など、全国の電波にのっけて放送しても問題ないように、繊細な調整が必要となります。これは我々のような制作の人間には出来ない部分も多々あります。ですのでテレビ番組の編集というのは、基本的に機械的なオペレーションのプロたちがいる「編集所」という外部の施設で行ないます。「IMAGICA」という、会社名、聞いたことはないでしょうか。老舗の編集所です。多くの番組のエンドロールのクレジットに記載されています。ココ(外部の編集所)を使うのにとてもお金がかかります。そして編集作業には数日かかります。さらに基本的に予定通りには、なかなか終わりません。

例えば、1時間の特番で編集に入りますと、例えば編集に2日、MA(ナレーション録りや音響効果など)に1日かかるだろうと。ディレクターさん、ADさん、オペレーター(編集所の技術者さん)に頑張ってもらって、効率よくどんどん作業をしてもらって、2日で終わらせてもらおう。そう目論みます。そして順調に終わってくれるよう祈ります。しかし、ほとんどの場合、編集作業って遅れがちになるのです。場合によっては、ほとんど寝ずに2日間ぶっ通しで作業する番組もあります(ADの時は、この編集地獄に絶えられずやめていく仲間が多いものです)。

しかし、なかなか予定通りには終わりません。3日目に突入したり、何時間もこぼれたり…など。テレビ業界の人以外にはなかなか見えづらい部分もありますが、この編集という作業。平気で100万円とか、かかります。番組の長さや内容によっては、もっともっと、かかります。私はADの時にこの事実を知り、驚愕のあまり嫌いだった編集がさらに嫌いになりました。中小企業様に向けて「プロによる映像制作をもっとリーズナブルに!」と言いたくて営業していたのに、テレビ制作のコストって、リーズナブルとは程遠かったんですねよね。

すいません。またしても長くなりそうなので…。

つづく。


 

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